2010/12/28

C11209 [釧]  鉄道模型

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C11209を仕上げ致します。

取りかかる前にIMON完成品のC11227SFと並べて各部を比べてみます。

C11227は札沼線時代は単線用スノープラウで、日高本線苫小牧時代に複線用スノープラウに付け替えています。

C11209はもっと古くから苫小牧に居て、前後ともLP−42二灯に改造されています。

両機とも日高本線無煙化後は標津線を受け持つ釧路機関区標茶駐泊所に配置されました。

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北海道のC11は全て炭庫を改造してテンダー機と共通の中央に給水口を設けていますが、改装時期の違いなのか所属機関区の指定の違いなのか色々なパターンがあります。

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この写真で見るとこのままでもそう遜色ないのですが、やはり程々の「汚し」を掛けます。

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先輪、従輪ともに「復元」が入っていると脱線の原因になります。 復元バネは絶対に駄目です。

一方、下向きのバネは緩く入っていなくては跳ね上がって脱線する可能性が残ります。

その両者を一挙に解決したのがこの先輪、従輪と一体で動く弱いバネです。

従輪のバネは左右二軸ずつから集電してモーターへ給電する為のブラシを兼ねています。


また、写真に見られる様に「段付きビス」を使わず、普通のプラスねじ+真鍮挽物ジャケットで止める構造にしていますので先輪、従輪の「遊び」は安定しています。

(製品によるばらつき、締め方によるばらつきが出ません・・・・経験上そうなるのです)

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モーター軸をくわえ込んで吊り掛けにしている新型ダイキャスト製軸箱です。

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こういう構造になっています。

台枠から動輪裏側にベリリウム銅の柔らかいしなやかな集電ブラシが其々独立して6本、すなわち非絶縁側にも付けてあります。
(この写真でも僅かに見えています)

この車輪の動きに追従できるだけの長さを持たせた集電ブラシを得た事によって我々が手に入れることが出来る全ての鉄道模型の中でbPの集電能力を持っています。

ライバルに成り得るのはKATOのD51だけ(片側10か所の集電ポイントを持ちます)

IMONにも片側6か所集電は有りましたが、「非絶縁」に頼らず其処にまで「集電ブラシ」を付けるという事+集電ブラシに大きな動きに追従できる長さ、大きさが有る事の威力は素晴らしいモノがあります。

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先ずは磨き出された空気作用管を沈んだ色にするため‘いさみや’の常温黒染液で染めます。

筆で塗り付け、すぐに拭き取り、磨きます。

筆は使ううちにどんどん傷んできます。 使う筆の「毛」の材質によって傷み方が違ってきます。 

手に持つ軸が黒いのはTAMIYAの特殊樹脂毛の筆で、傷んでくると外側に反って跳ね上がってきます。

手に持つ軸が木製のはTAMIYAの馬毛の筆で、傷んでくると細って抜けて減っていきます。

(この写真で雰囲気が判ると思います)

筆を長持ちさせるために一所懸命にティッシュで拭き取りながら使いますが必ずこうなってきます。

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シリンダーブロックの中にもウェイトが入っています。

これも一見上回りを組み付けると空間が出来そうですが上回り側に出っ張りが有り綺麗に空間が埋まってしまいます。
(この写真でそれが判ると思います)

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従台車を上から見たところです。

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下から見るとこうなっています。

「付随車輪に集電ブラシ」は感心しませんが「下に向けて押さえる力」があるので大丈夫かなと思います。

車輪裏側に思い切り長さをとった集電ブラシが車輪の形に合わせて伸びているのが判りますでしょうか。

この長さが当りの柔らかさを生みます。

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煙室を艶消しに塗装し、ディティールを浮き立たせるシンガーフィニッシュの手法に近い仕上げを行い、マスキングをしたところです。

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反対側の姿です。

先ずは艶消しの黒を吹きます。

目的は

@ 筆塗りでマッハシールプライマーを塗ってあるクルクルパー(回転式火の粉止め)の上面の網を塗装する。

A 筆塗りで艶消し黒を吹いた煙室部分の艶を安定的なものに仕上げ、煙突との艶の差を誤魔化す。

B シンガーフィニッシュ手法は「軽く」やるのが難しいので、一旦やり過ぎておいて吹き付けで減ずる方が安定した仕上がりを得られる事。

です。

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ついでですから接近してよく見てみます。 これはシリンダーブロック。

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ボイラー上面とサイドタンク上面。 吊り環が面白いタイプです。

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フロントデッキの手すり類。

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黒を吹き、そのあとすぐに「汚し」も吹きました。

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反対側からの様子です。

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シンガーフィニッシュ的手法が効果的なバックプレート部分。

此処は効果を狙って椅子を青くして、ブレーキレバー2つを真鍮面を磨き出してみました。

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上回りと下回りを組み付けます。

この後先輪、従台車を組み付けてから動輪周りのブレーキを組み付けます。

従台車から電気を受け取るニッケルメッキされた「平原」の様子も判りますね。

このやり方は木曽ボールドウィンの従輪から左右の電気を吸い上げる構造の応用なのです。

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石炭は下まで積むのがもったいないので、1/80蒸機にも大きくて使えないカンタムC62付属の石炭を下積みに使って上にIMON新HO石炭を積みます。

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ナンバープレートがやはり周りが汚い、大きく見える事から一旦はがして周りをヤスって仕上げなおします。
右の一枚が仕上げたものです。

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動輪タイヤ部分の塗れ方がちょっと汚いので、いつもの動輪用の塗料を筆塗りでタイヤ部分だけ塗り重ねます。

もちろん轆轤(ロクロ)の様にモーターに通電して回しながら塗ります。

この動輪タイヤ用塗料はリターダーシンナーだけで溶かしてあり、乾きがうんと遅くて筆塗りに適するようにしてあります。

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大体仕上がったところでC551SF(シンガーフィニッシュ)と並べて比べてみます。

まあ馴染みますね。

写真は選ぶのが面倒なので写した写真全部載せます。 クリックすると大きく見られます。

(問題点はスノープラウが低すぎる事です。 どうするか悩み中です)

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