2段階の判定(みきわめ)が通過して、
よろこんでばかりいられない・・・
卒検に受からなければ元も子もない。
引き続き、youtube見たり、
目を閉じてコースを思い出しながら、
イメトレしたり・・・
卒検は、100点の持ち点があって、減点されていく。
70点以上が合格となる。
減点ではなく、検定中止項目もあって
・転倒
・パイロン接触
・直線狭路(一本橋)脱輪
・急制動停止線超過
・一時不停止、停止線超過
・同じ場所での連続エンスト
・進路妨害
は、なんとしても、回避したい。
と言うことは、
合格するためには、特段満点取る必要はなく
検定中止にならないように、
30点分はマイナスされるつもりで
苦手なものは、減点されたらいいという
つもりで取り組むといい。
課題の主な減点項目として、
・一本橋 10秒以上で通過(1秒短くなる毎に5点減点)
・スラローム 7秒以内で通過 (1秒長くなる毎に5点減点)
・波状路 5秒以上で通過 (1秒短くなる毎に5点減点)
がある。
減点済むのであれば、
タイムクリアを捨てることをおすすめします。
ちなみに、ワタシは、みきわめで落とされてから
一本橋がトラウマでした。
なので、脱輪しては終わりなので、
以下の四つを一本橋の停止線の前で唱えて、
渡りきることだけをめざしました。
・視線は出口
・ニーグリップ
・半クラッチ
・フットブレーキ
ここからは、卒検当日について
お話しします。
レインボーモータースクールの
二輪の卒検は、火、木、土、日曜日に開かれる。
朝8時半に集合。
ワタシは、6時に起きて、バナナ一本を食べた。
これは願掛け。みきわめを通った日にも
時間がなく昼食にバナナだけを食べて出たので、今回もこれにした。
家を早めの7時15分に出て、近所のお宮さんで、神頼み。
首都高は順調で7時45分には着いた。
マクドナルドでサクッと朝食。
8時10分にR2ステーションに行くと
ほぼほぼ控え室?のイスはいっぱい。
ホワイトボードに貼られた名前と受験番号を見て
その番号と同じゼッケンを取る。「5」だった。
車種ごと、またその車種内でグループに分かれて卒検を受ける。
ワタシは大型二輪の一つ目のグループの5番目。
8時半になると、検定の説明が始まる。
いつも教習の受付にいるインストラクターが説明。
ワタシの日は「2」コースだった。
2コースとは、普段のBコース+課題。
検定員は誰なんだとチラチラ見渡していると
どうやらいつものインストラクターたちではなく
ネクタイをしめた普段見ない人たちだった。
説明が終わると、その検定員に呼ばれて免許証の確認がされる。
順番にコースにおりて、検定が始まる。
1番目は、緊張するだろうと察する。
すんなり完走されていた印象。
3番目の方は、途中バイロンに接触し、
発着点に戻るように告げられているようす。
なんとも、無念。
5番目のワタシに回ってきた。
ワタシは、今回の卒検で決めていたことがある。
それぞれ、動作ごとに喚呼しようと…
どうぞ!と検定員に言われて、検定開始。
===
@
スタンドを払い、
右足を地面につかないように跨がる。
ミラーを直し、ブレーキ踏んで握って、
イグニションON。
クラッチ、ブレーキ踏んで握って、
後方確認して、右足をつく。
ギアを何度も踏んでローにする。
発信合図の右ウインカー出して、後方確認。
アクセル開いて、クラッチを緩めて出発。
A
外周1周し、指示速度40キロを直線で出しながら、
ウインカー出して、後方確認。
右折する。
ワタシの番になると、他のバイクも減ったので
走りやすい。
B
信号交差点は、青で直進。
実は、赤で止まれた方が、一息つけてよくもある。
C
次は見通しの悪い交差点、
ここは、一旦止まって足を着いて、
ゆっくり前に出ながら進行。
右を見たら、検定員がいた。
まさに、ここの安全確認の有無を見ていたのだ。
D
止まれでは、停止線を越えずに
きっちり止まり、左ウインカー出して左折。
E
外周を内回りして、S字を左折で入る。
鋭角の左折のため、大回りは御法度。
でも、エンストしないように、
クラッチを使いながら、ゆっくり進入。
F
S字の途中で、右ウインカー出して、
右折して、S字から脱出。
G
優先道路を確認しながら通過し、
止まれでしっかり停止。
安全確認をして、左折。
H
次はクランク。
失速しないように、パイロンに接触しないように
スムーズに通過。
クランクの途中で、左ウインカーを忘れずに。
I
再び、見通しの悪い交差点をゆっくり確認しながら、通過。
右ウインカー出して右折して
ローで、波状路へ向かう。
J
立ち姿勢を整えながら、波状路へ進入。
タイムは考えない。
エンストせず、線から逸脱しないことだけに集中。
波状路、無事通過。
K
右ウインカー出して、外周を回る。
右ウインカー、安全確認、進路変更しつつ、
踏切の方へ右折。
L
踏切にしっかりとまり、そこで右ウインカー出して、
ローで発進。
ここを出ると次は課題コース。
いよいよ勝負の時。
M
ステーションの下で、左ウインカー、後方確認して坂道へ。
N
まずは、坂道発進。
後方確認して、アクセルふかして、クラッチ緩めて発進。
O
坂を越えたら、セカンドにして、
ブレーキきかせて、徐行でくだる。
P
次は、スラローム。
タイムは気にせず、パイロンにだけ当たらないように、走る。
Q
さあ、いよいよ、一本橋。
停止線で、深呼吸。
先ほどあげた4つに集中。
登り口は、恐れず、アクセルふかす。
あとは、タイムを気にせず、
エイやで、渡りきる。
無事通過。
R
残すは、急制動。
40キロ出して、11メートル以内で止まる。
さあ、後方確認して発進。
急制動!規定線内で止まった!!
検定員が近付いてきて、
「ブレーキが早かったので、もう1回お願いします」
なんと!!!
ただ、やり直しを言われるという事は、
ここまで順調の証。
S
外周を周り、改めてスタート位置。
後方確認して、発進。
セカンド、サードにギアあげて、
40キロ超、さあ、ブレーキ!!
規定線内停車!!
㉑
右ウインカー出して、後方確認して、
発着点へ向かう。
㉒
発着点前で、左ウインカー、後方確認して、
規定線に停車。
㉓
ニュートラルにして、エンジン停止。
後方確認して、降車。
スタンド払って、しっかり止まったかバイクをゆすり、
ハンドル左にきって、終了。
====
検定員に、こちらへと呼ばれて
「どうでしたか?」と声をかけられる。
あれこれ、ネットで調べていたときと「どうでしたか」と
聞かれたときは、悪くなかったとも書いてあった。
ワタシは、
「一本橋が苦手なので、タイムを気にせず抜けました」
と答えると、
検定員は、
「ちょっと早かったのはそう言うことですね、
でも、クランクの低速は上手でしたよね」
と…
ワタシは何か手応えを感じました。。。
結果の発表は、10:30。
R2ステーションのバルコニーで
コースをボーと眺める。
落ちれば、またこのコースを回り、
受かれば、もうこのコースに来ることはないし
インストラクターと顔を合わせることもない。
10:30になると、
メインの建物の1階で、結果がモニターに出る。
運転免許試験場のように、受験番号が表示されるのだが、
合格者のみが表示され、不合格者は番号がない。
先ほど、コースでゼッケンを付けていた同志が
モニターを凝視している。
さあ、番号が表示された。「5」があった。
ワタシたちのグループ5人のうち、
合格者はワタシ含めて3人。合格率3/5だ。
合格者は、3階の教室で説明と卒業証明書をもらう。
合格者が集まる教室には、
教習で一緒だった面々の顔もあった。
ワタシは、なんとも言えないほどの達成感を覚えた。
ワタシとしては、この大型二輪の教習では
ここ数年にない緊張感に襲われた。
一時は、逃げ出したくも思った。
また、申込時はなんともなかった体調が
10月末から体調が芳しくなかったこともあり
教習がしんどく感じることもあったのは確か。
ただ、病気を抱えながらも
体を使った技能ライセンスという
新たなものを取得できた達成感はひとしお。
今すぐ、大型二輪を買って乗る予定は皆無だが
タイミングがあれば、リッターバイクを
操る機会があればうれしいと思っています。
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