(私の経験を綴り、自分用にも備忘を兼ねて書いています。
必ずしも万人にあてはまる訳ではありません。参考までにご覧ください。)
先日患った、胃炎とは別に、
1年以上前から悩まされていたよく分らない
右脇腹の重い痛みが断続的にありました。
血液検査で肝臓の値が
昔から正常値から外れていたのですが
沈黙の臓器とも呼ばれる肝臓は痛みを伴うことは
そうそうにありません。
でも、気になるのでエコーの検査もしたし、
腸のMRIも撮りました。
かつて、帯状疱疹を患ったこともあったために
医師は、その痛みじゃないかと言いました。
一般的に、帯状疱疹は神経とつながっているので
完治した後も、その付近が痛くなることがあるようです。
もしくは、ストレスが原因と。
医師が原因不明だったときによく聞く原因です。
そんなとき、東洋医学クリニックがあるのを知りました。
別の病気でかかったことのある、
東京女子医大の付属で東洋医学研究所と言うのがあります。
そこにあるクリニックにかかってみたのです。
とある「あさイチ」と言う番組で取り上げられてから
混雑したようで初診の受付は8週先からしかしてもらえません。
僕の場合は、その前に空き枠が出たので
3週先に入れてもらえました。
東洋医学は、生活習慣から患部から離れたカラダ全体の状態を見て
漢方薬を処方して体質改善をして治すと言う方法です。
ツムラの四逆散(シギャクサン)という漢方をはじめ処方されて
朝晩食事前に飲んでいました。
1カ月して、クラシエの半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)を
朝だけ飲むことになりました。
顆粒を、お湯に溶かして飲むのですがまた不味いこと。
ツムラとクラシエを混ぜるとなお不味いです。
すると、びっくり。気がつくと断続的にあった
脇腹の痛みがなくなっていました。
自分でも驚いています。
漢方を処方した医師も、
お腹にあった詰まりが無くなってきたと言います。
自分自身では「詰まり」がなにか分かりませんが
痛み=自覚症状が無くなったのは確かです。
良薬は口に苦しと言いますが、
長く続いた痛みからの解放は
何かの呪文から解けたのようでした。
今も、朝だけですが薬は飲み続けています。
ダメもとで叩いた東洋医学の門。
僕にはあたったようでした。


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