先回、日本旅行の赤い風船で
北斗星の上り列車のB寝台デュエットが
奇跡的に取れたと書きました。
今度は、もうちょっと欲を出して
北斗星のA寝台ロイヤルを取ってることに挑戦した。
本題に入る前に、北斗星の寝台の種類を整理しておく。
A寝台 ロイヤル (4部屋)
A寝台 ツインデラックス (8部屋)
B寝台 ソロ (37部屋)
B寝台 デュエット (30部屋)
B寝台 コンパート(32ベッド)
B寝台 開放2段式 (62ベッド)
こう見てみると、ロイヤルが如何に
価値のある寝台個室かが分かると思う。
そのロイやるを取るには、
普通に1カ月前に、みどりの窓口へ行ったのでは
取れるはずがない。
1列車4部屋を取る熾烈な戦いに挑むには、
発売日の10時ちょうどに、みどりの窓口で
発券のボタンを駅員さんに押してもらう必要がある。
そのためには、10時前に
みどりの窓口に行って、10時になるのに合わせて
並んでは並び直しを繰り返す。
しかし、これでは10時ぴったりに
カウンターにつけるかどうかも分からず、勝負にならない。
ではどうするか。
一部のJRの駅では発売日の
みどりの窓口が開くタイミングと同時に
事前受付をしている駅がある。
これは、JRとしてのサービスではなく駅独自のサービスで
すべての駅でやっているわけではない。
なので、予め事前受付をしているかどうかを確認しておく必要がある。
ワタシは、これまで、この事前受付で、
希望している日の寝台列車の寝台券を百発百中で
ゲットしている。
しかし、今回は北斗星のロイヤルという、難関中の難関。
ワタシは、発売当日、6時に家を出て
近所の事前受付をしている巣●駅へ向かった。
すると、すでにみどりの窓口のシャッターの前には
ひとり並んでいる人がいた。
ちなみに、10時に発券してもらうためには
1番でなくては、勝負に参加していないと一緒。
で、こういうこともあろうと下調べしておいた、
もう一つの駅へ急いで向かう。●子駅。
すると、ここの駅では1番を獲得。
1番を取って胸をなで下ろしていると、
すぐに2番目の人が来た。間一髪。
通勤する人を横目に、ひたすら並ぶ。
ひまつぶしに持って行ったiPadが役に立つ。
窓口の開く時間の1分前にシャッターが開く。
「どうぞ!」とみどりの窓口の駅員さんに呼ばれ
申込書を出す。
駅員さんに「1番です」と言われ、口元が緩む。
この駅では、名前と電話番号を書くが
取れても取れなくても連絡はない。
当日中に、10時以降、再び窓口まで
足を運ばなくてはならない。
会社で、10時を迎える。ちょっと祈ってみる・・・。
仕事を終えて、再び●子駅。
駅員さんに
「北斗星のお客さんですよね、ごめんなさい」
まあ、そんなもんでしょう。
あわよくばと思い、挑んではみましたが
プレミアチケットは、そんなに甘くありませんでした。

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