在、上野を発着とする宇都宮線、高崎線、常磐線を
東京駅まで延伸する上野東京ラインが
来年3月14日に開通することが発表された。
すでに、試運転は始まっているとこのブログでも書いたが、
この発表でより具体化された感じ。
運行形体も発表されたが概要はこんな。
●宇都宮線、高崎線は東海道線と相互直通運転
●常磐線は品川駅まで直通運転(午前8時以降)
●朝の通勤時間帯の直通本数は宇都宮線5本、高崎線5本、常磐線5本
●常磐線特急は日中の全ての列車と夕〜夜間の一部列車を品川駅発着
●常磐線普通は日中では土浦方面からの一部列車
夕〜夜間では取手以南の快速を品川駅発着
●常磐線特急は、速達タイプ「ひたち」停車タイプ「ときわ」
●高崎線方面の特急「草津」「あかぎ」は上野止まり
以前から懸念されていた、常磐線がどの程度、
東京駅以南へ直通するかは、
品川までとは言え、特急だけでなく快速も直通して
よかったのではないでしょうか。
ただ、茨城県内では、この発表で明暗が分かれた。
朝夕の通勤時間帯は、取手〜品川は直通するが
土浦や水戸から品川へ直通する快速はない。
土浦以北の快速の直通は日中だけ。
いわゆる、常磐線各駅停車が達するところまでは優遇されたが
それより北は、今まで通り上野止まりで、
朝の通勤時間帯に乗り換えなしで東京へ行くことは
かなわなかったことになる。
詳細は、ダイヤが発表されてからになるが、
今回の発表を見た限り
茨城の県北地域の利用者が
冷遇された感はぬぐえない。

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