ビンタン島を出たフェリーは1時間弱で
シンガポールのタナメナフェリーターミナルに到着です。
タナメラはビンタン違って、船から建物までのストロークが長いので
早く歩けば、イミグレーションの列に早く並べます。
しかし、またまた、いましたこの民族。
シンガポール入国時は、入国カードが必要です。
(無論、シンガポール入国時の往路では書いているはず)
だけど、入国カードを書かずに並んだ某中国人が
列を逆流しだすのです。係官も呆れた顔。
結局、まともにフェリーの中で書いたワタシたちが
列をぐんぐん進めるのでよいのですが、
今度はトランクがなかなか出てきません。
次に待ち受けているのは、タクシーの列です。
前回、ビンタン島から戻った時も同じ経験をしました。
待ちのタクシーは1台もおらず、
そこにフェリーを降りた人たちが列をなします。
列の向かいには、リムジンタクシーが待っていました。
リムジンはいわゆる貸切扱いで
ワンウェイで最低でも50ドルかかります。
空港までは20ドルもあれば行きますので、高すぎる。
ワタシは日本人らしき人を見つけたので
シェアすることを提案しましたが、
ワタシたちの行先は、空港。
その日本人家族は、マリーナ ベイ サンズでした。
従って相乗りできず。
次に、列の後ろにいた、明らかに欧米系の人に声をかけました。
そしたら「ノープレブレム、レッツゴー」とのこと。
リムジンは7人乗れるので
列の前にいた中東系の人も空港へ行くと言うので
声をかけましたが、「ターミナルが違うならいいや」と言うことで離脱。
欧米系の人と、リムジンの中でオクサンが話しこみます。
どうやらイタリアからの方。仕事のようです。
これからベトナムへ向かうとのこと。
リムジンは、行先は複数選べません。
同じ空港だとしても一つのターミナルまでです。
イタリアの方は、ワタシたちのターミナルで降りてくれて
「ノープロブレム」と言って去って行きました。
「旅は道連れ」まさにこんな感じの出来事です。
タナメラには13:30には着いているはずなのにすでに15:00前。
空港に着くと、乗継のバンコクへ出発まであと1時間。
カウンターも混み気味で、時間をとります。既にギリギリ。
バンコクで12時間以上乗り継ぐので
バゲッジスルーができないようで、
カウンター女史もいつもと違った対応でちょっと困惑気味。
さっき入国したばかりのシンガポールをものの1時間で出国し
今度は飛行機です。TG414便。バンコク行き。
空港のターミナルではトイレへ行ったくらいで、よそ見する時間はほぼ無し。
シンガポールでのお買い物はお預けです。
TG414便は、バンコクで中東方面の乗継がいい便なのか
中東の方が多く見受けられました。
と言うのも、機内食でスペシャルミールの人が多かったのです。
宗教上の都合で、食べられないものがある人は
事前にオーダーしておくのが、彼らの常のようです。
2時間も飛行機に乗ると、タイの地が見え始め
スワンナプーム空港に着陸です。


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