オクサンは、かつては週何日か働きながら
家事もこなす兼業主婦だったのが
今は完全なる専業主婦。
日々、家事に専念してくれています。
出掛けることが減ったことに伴って
外で携帯を使う機会もぐんと減り
「もったいない」と思っていたのが携帯代。
現在、オクサンは週のほとんどを
家の中で過ごしていますので
わざわざドコモの回線を契約する意味が薄れます。
と言うのも、家の中にはwifi環境が整っているので、
家ではドコモの電波を使うことがほとんどないのです。
無論、固定電話もあるので、携帯を使ってかけることは
数少ない外出の時のみ。
※電話を携帯でかけない人にとっては、
携帯キャリアのプランはとてももったいない!!
そう考えると、ひとり7000円余りかかっている
ドコモへの通信通話料は高すぎるのです。
と言うことで、
最近、流行りだしてきたMVNO(格安SIM)に
頼ることを決断しました。
オクサンの利用するデータ量に対応する
料金プランは2000円程度。今の7000円とは雲泥の差。
あとSMS対応、音声通話付、MNPできることが条件です。
そもそも、MVNOとは、
Mobile Virtual Network Operatorの頭文字をとった
呼び名で仮想移動体通信事業者のことをさします。
MVNOは、通信のネットワークのインフラを持たず
既存のドコモやauなどの回線を使います。
なので、通信網はドコモなどのカバーエリアと
全く同じものが使えますが、
データ通信の領域は一部に限られますので
時間帯や場所によってはデータ通信が集中すると、
遅さを感じることがあるかもしれません。
その分、料金が抑えられています。
MVNOは、ドコモやauより安いプランを作って
それに対応したSIMを売っています。
ちょっとした設定が必要ですが
最近はビックやヨドバシと言った電気屋さんにも
対面で対応してもらえるカウンターができたので
身近になりました。
では、早速、行動に移してみることに・・・
1、まずはドコモショップで
オクサン名義の携帯(実際には携帯番号)を
ワタシの名義にして手続きをしやすくします。
2、ワタシの名義になった携帯をMNP(転出)します。
3、その足で、電気屋さんで格安SIMにMNP(転入)します。
この1、2、3のステップを踏めば、
ものの数時間で、格安携帯天国に進める訳です。
京浜東北線に乗って、アキバへ向かいます。
ドコモショップとヨドバシが近いのがアキバを選んだ理由です。
土曜日の昼下がりのドコモショップは、
大して混んだ様子は無く、待ち時間は10数分程度。
空いた時間に、スタッフが「ドコモ光」のセールス。
ドコモ光にすると、家のネット回線が安くなるのアピール。
きょうのところは、ドコモ光はパス。
いよいよカウンターに呼ばれ、名義変更とMNPを申し出る。
持参した、オクサンの委任状と免許証のコピー、ワタシの免許証を出す。
あれこれ、処理を進めていると、カウンター女史が
「来月にこの手続きをすれば、解約料が0円ですがどうしますか?」
オクサンの契約は、今月で丸2年、いわゆる2年縛りが一巡する月だった。
その丸2年経った翌月は、契約が変更や解約しても
9500円の解約料がかからない。
なんと、素晴らしいタイミング!!
まさか25分の1の確率で、巡りくる解約のタイミングと
格安携帯天国への移行を思い立ったタイミングの一致。
このチャンスを逃すわけにはいかない。
通常、格安SIMへ移行を望む人の多くは
最後の関所にみかじめ料的な9500円を泣く泣く払って
格安携帯天国へ行くことができます。
25カ月に1回だけ恩赦が廻ってきて、
解約料が免れるのです。
この素晴らしいタイミングのお知らせを土産にして
「では、来月に出直します」と告げ、
ドコモショップを後にしました。
つづく。

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