各地に被害をもたらした
台風21号は、きょう午前9時に
温帯低気圧にかわった。
きのうの正午頃、徳島南部に上陸。
「非常に強い」という
最大風速で分けられたグレードの
上から2つめに強い勢力で上陸。
これは、93年13号以来、
じつに25年ぶりのこと。
その後、淡路島付近を北上して
神戸市に再上陸。
夕方には日本海に抜けた。
台風が通過した
大阪泉州エリアから阪神沿岸部かけて
大きな被害が出た。
・関空連絡橋にタンカーが衝突
→連絡橋が大きく損傷
・関西空港が高潮・高波により水没
→電源喪失
・南海尾崎駅が焼失
・西宮の中古車展示場で車両火災
・コンテナ埠頭のコンテナ横転
・大阪・住之江区の駐車場の車横転
先々週の台風20号と極めてよく似た
ルートで日本に接近上陸したが
気圧配置が違うため、雨の被害は少なかった。
一方で、風の被害が多く
別の台風の怖さを思い知らされた。

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