きょうは親父の命日でした。
1年前、病院で息を引き取った
「あのとき」のことを思い出してみました。
普段は、思い出さないようにしていますし、
あのときの写真も、なかなか見る気になれません。
先の週末には、命日に先立って一周忌の法要をしました。
父が世を去ったあと、実家に帰った折、
父のパソコンを開いてみました。
なにか、書き残したことがないか
残しておきたいものがあるのではないか
と探したものの見つかりませんでした。
ただ、「豊数アーカイブ」というフォルダが
デスクトップにありました。
この中には、小中高の卒業アルバムを
スキャンしたもの
会社務めの頃のスナップ写真、母との写真、
私たちの結婚式の写真家族旅行の写真など、
紙焼きの写真がデータ化されていました。
また、wordのファイルで「覚え書き」とされた
自分史のようなものがありました。
自分の兄弟や親戚関係、
自分の生い立ちが書かれていました。
給料や資格の取得についても細かく記されています。
父は、非常に細やかな人でした。
非常に几帳面で丁寧です。
それがうかがえたフォルダでした。
私は、それを冊子にしました。
「しまうまプリント」という
ネットプリントのサービスで
フォトブックとして作りました。
名前もフォルダのまま「豊数アーカイブ」として。。。
嫌がったかもしれませんが、
親父のことなので
喜んでくれているとも思います。

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