福島・宮城で震度6強の地震があってから1週間がたつ。
3年ほど前、今回被害が大きかった、
福島県桑折町(こおりまち)、相馬市に取材で訪れた。
取材に行った桑折町の桃農家のご一家は
皆さん無事だったとのことで一安心。
相馬市は、松川浦という漁港近くへ訪れたが
今回の地震ではその近くで、
崖崩れがおきて、車に命中した。
運転手は一命をとりとめたとのこと。
揺れの周期の関係で、
今回の地震は、2011年の東日本大震災より
強く揺れたと感じた人もいたし、
実際、前回無事だったものが落下したり倒壊した。
東北新幹線の架線柱なども今回折れた。
現在も、不通区間がある。
地震は、規模、震源、深さが違うことで
影響は大きく変わる。
また、破壊のメカニズムが違うだけでも
津波が起きたり、起きなかったり。
震度というのは、地上の地震計があるところ
人間か感じた揺れの感覚を単に数値化した物。
なので、震度だけで、一定の閾値として
物事判断するのは非常に難しい。
総理官邸の参集態勢も震度だが、
集まったけど、大したこと・・・
なかったなんてのは普通にある話。
来月、東日本大震災から10年がたつ。
その余震が、今でも起きている。
とりとめがない話になったが、
地震というのは非常に奥深い。

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