国際線の航空券を買うと、必ず上乗せされてきた
燃油特別付加運賃、いわゆる燃油サーチャージ。
これが海外旅行の足かせになっていた。
その燃油サーチャージがANA、JALでついに廃止される。
無論、昨今の原油安でジェット燃料の価格が下がっているためで、
サーチャージが付加されないのは6年半ぶりのこと。
現在は、最も高い欧米線で往復14000円
シンガポールやバンコクなどで6000円かかっている。
原油が高かったときは、欧米線で66000円まで上がったことがあった。
(08年10-12月)
この金額では、格安航空券の意味が全くない。
これを思うと、今の14000円でも安く感じるが
ゼロになるのは大きい。
ただし、ゼロになるのは4月1日以降の発券から適応。
いま、4月1日出発の航空券を持っていても
それは適応されない。
4月以降、国際線を利用される方は、
4月に入ってからの発券が可能ならぜひそうしたいものだ。
ただ、4月以降にこだわりすぎて、
乗りたい便の空席が無くなってしまうことがあるので
そこは財布と相談しながら購入されたい。
ちなみに、日本発着の海外の航空会社も
同様の対応をとる見込みで
すでにゼロになっているところもあるもよう。

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