気がつけばもう3月中旬。今月は毎週のように出張で合間の休日に引越し準備。でもその休みも容易に取れず・・・。
とはいえそんな出張にこじつけて趣味を堪能してきました。

北の玄関口といえばやはり上野駅。スタートの列車入線までは決まりのように現地調査です。

その合間を縫って、入線してきた北斗星も。

タイトルの通り北海道へ行ってきたのですが、北斗星には乗っていません。

札幌まで直行なんで楽と言えば楽ですが、旅の醍醐味(笑)が味わえません。

あっさりと北斗星を見送り、夕食を駅構内で済ませて数時間。今夜の宿はこれです。

出発の15分程度前に堂々の推進入線です。

土曜日の割にはギャラリーは少なめ、撮影しているのも私を含めほとんどが乗客という状況。

部屋はシングルデラックス。飛行機で行って前泊するよりも安いですから。

シングルデラックスの通路です。さすがA個室寝台、厳かです。

出発時状態で、こんな状況です。

2人利用も可能なため上段にもベッドがあります。折角の設備なので有効に利用することにしました。
シングルデラックスのその他の設備です。

ルームライトやエアコン、ビデオ関係のスイッチ類。寅さんと知らない邦画2本が上映中でした。個室は一応エアコンがついていますが、入線段階では異常に暑かったです。冷房にするとファンの音が異常にうるさいし、丁度いい温度に調整することができません。あえての難癖はこの辺りでしょうか。

個人的な必需品、灰皿です。形は古き良き国鉄タイプ。最近は全車禁煙車とか意味が解らないことやっていますが、せめて特急以上は喫煙ルーム付きで全席禁煙にして欲しいところです。

テレビモニタとテーブル。テレビが必要かどうかは置いといて、ややテーブルが狭い。まあ下段ベッドをソファーにすれば物の置き場には困りませんけど。

折りたたみ式洗面台も個室ごとにあります。

それとなんといっても貴重な記念品、アメニティーセット。あけぼのマーク入りです。

深夜まで起きているつもりが私も早々に寝床に入り、明朝の車内放送で起こされ気がつけば秋田。

列車はほぼ定刻に青森に到着。

まさに「津軽海峡冬景色」の冒頭フレーズの通りの景色でした。

先頭のEF81は到着後すぐに解放され、機回し線を経由して構内隅に留置。客車は上野側にすぐDE10が連結され、折り返し青森運転所へ回送されていきました。
最後にあけぼのの乗車率ですが、土曜日の夜と言うこともありシングルDXは100%、ゴロンとも見た目7〜8割、B寝台も6割以上と結構な利用率。新幹線の新青森開通でもしやと思いましたが、この利用率であれば残存した理由も頷けます。
ただ車両の老朽化は否めませんので、どんなに頑張っても先はそれほど長くないのかもしれません。こういう旅のスタイルも必要だと思いますが・・・。
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