旅行2日目。
出雲市駅前のホテルに宿泊し、2日目からは駅レンタカーで移動します。
公共交通機関はそれなりに整備されていますが、時間を気にしながらの観光となってしまいます。私ひとりであれば、鉄道ダイヤ優先で観光を端折れますが、ある意味接待観光(爆)ですので、そういう意味からもある程度時間には余裕を持たせたいもの。まあ運転手は私なので、気兼ねなく動けるという意味もありますが。

出雲市から約40km。1時間程度で到着しました、仁摩サンドミュージアム。なんでも世界最大の1年砂時計があるとか。

カミさんは数年前から「連れてけ」と連呼しておりましたが、その理由が以前に「砂時計」というタイトルのドラマや映画が、ここ出雲地方が舞台になったとか。

これは1年砂時計ではありません。入口にあったギミックです。

こっちが1年砂時計。

実物大サンプル。
こんな展示物だけでなく、「鳴き砂」のサンプルがあったり、砂絵制作教室みたいなのがあったりと、家族でも愉しめる施設でした。
さて、一通り見学が終わった後、さらに車で山間部へ向け20分程度移動。
世界遺産の「石見銀山」へ。
世界遺産ということで景観保護の観点からマイカーの入場が規制されています。よって石見銀山中心部から少し離れた「世界遺産センター」と言うところに車を駐車。そこからバス&レンタサイクルで移動します。
石見銀山は戦国時代から江戸時代にかけて採掘されていた当時日本最大の銀山だとか。採掘坑道は「間歩」と呼ばれて、いくつかはその中に入ることが出来、手掘りされた岩肌を間近で見ることが出来ます。また古い街並みが残されています。

大森代官所跡。時代劇なんかで登場する「お代官様」の住み家ですね。

こんな街並みの緩い長い坂道を自転車で登っていくこと20分。

これ一番奥に位置する通り抜け可能な「龍源治間歩」入口。

後から団体客が続いてきていたので、ゆっくり撮影も出来ず・・・べつに心霊写真ではありません(苦笑)こんな感じの手掘りトンネルが銀山だったのです。
足元が真っ暗で、まるでお化け屋敷然としていますが、横穴からひょっこり「ポムじいさん(※出典:天空の城ラピュタ)」が出てきそうな雰囲気も醸し出しています(笑)
行きは足がパンパンになりながら、汗をかきながら自転車を漕いで登りましたが、帰りは当然、下りなので漕がずに乗っているだけ。風を切って走るのでむしろ寒くなりました。

いきなり場面は変わって浜辺。先程も少し触れましたが、鳴き砂で有名な「琴が浜」です。石見銀山から下っておよそ30分ほど。

足で踏むと「キュッキュッ」と・・・鳴きませんね。

なんか堤防の手前あたりで、鳴く砂を発見。足踏みの併せて「キュッキュッ」と鳴っています。
とりあえずここまでで15時。
今晩の宿は米子の「皆生(かいけ)温泉」。高速道路が整備されていないところもあるので、車で2〜3時間の見積もり。早く温泉に入りたいので、このまま移動開始。
そして無事に17時過ぎに到着しました。この日はなかなかいい運動になりました。
つづく
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