急遽招集されて東京へ出張してきました。
いつもなら前月には予定が決まるので、入念に根回しをした上で前後に休日を入れて旅を満喫するのですが、今回は急遽と言うこともあり、出張当日のシフト穴埋めしかできず、時間の都合から久しぶりの空の移動となりました。

旅の出発点は富山空港。自宅から車で、空港敷地内の無料駐車場へ。
パーク&ライドが完全に確立しているのは車社会の地方空港ならでは。
富山空港の主たる航路はANAの羽田行きで、日に6往復。他札幌行が1往復。国際線の中国、韓国、台湾方面が週3〜4便。
多くの方にとっては当たり前なのかもしれませんが、私、飛行機に乗り慣れていないもので、改めて便利さを実感しました。インターネットで予約、座席指定。コンビニで決済。携帯電話に転送されるQRコードでチケットレスの搭乗手続き。
でも便利ではありますが、なんだか味気ないですなぁ。
時刻表とにらめっこして、窓口で切符手配、自分の希望通りの切符をゲットして旅行当日まで切符を眺めながら待つ・・・なんてのも旅の醍醐味だと思いますが・・・。
飛行機は定刻通り1時間で富山〜羽田をフライト。サラリーマンに混ざって、夏休み最終日ということもあり、家族連れの姿もチラホラ。会話の端々に「ディズニーランド」とか「お台場」とか聞こえてきました。
本業の用件は昼過ぎに終了。移動時間を短縮した恩恵は上野駅で使います。

まずはこんなところを確認。

こんなところも。
今まで何回も見てきたはずだったのですが、手持ちの資料で欠落していたところを補ってきました。この画像見てどこかが判れば立派な上野駅マニアです。
さてもう一つ。今回上野駅の現地調査をおこなって、改めて「増築に次ぐ増築」の証を再確認しました。

例えば、中央乗換通路、常磐快速線ホームへ向かう通路のど真ん中、動線を無視したように建てられた柱。

実は地平部分も同じように動線をわざと塞ぐように建てられています。

同じ個所の高架ホーム上に立てば、その柱の意味が分かります。上野駅を覆うように公園口と浅草口を結ぶために作られた「パンダ橋」の柱でした。
こんなことの発見に喜びを覚えています(苦笑)
まあ当局の時代設定は昭和50年代なので、ここら辺を作りこむことはありませんが、現地調査の上では上下方向の位置関係把握には欠かせない柱でもある訳です。
17時ごろに上野駅を後にし、浜松町から東京モノレールで羽田空港へ。

富山までは1時間。扉が閉まったとアナウンスされて、離陸まで10分程度。水平飛行から着陸態勢になるまで20分程度。その間にキャビンアテンダントさんはドリンクサービスと空カップの回収と大忙し。
単純にフライト時間だけを見ると2年後の新幹線開通ではそれほどインパクトは受けないように思えます。むしろ新幹線は2時間20分程度とのことですから。ただしご存じのとおり、飛行機は各空港までの移動時間も必要ですし、待機時間の考慮も必要。
そうなると過去の事例のとおり、富山〜羽田便の航空路線も安泰とは言えないのかもしれません。
少なくとも私なら迷わず鉄道選択ですけどね・・・。
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