昨年末に再販されたTOMIX485系初期型と新発売の489系初期型、当局にも
489系が配属されています。製品化されている車種構成を見る限りはKATOの489系と同じく昭和53年以前の編成を指向しているようです。そうであればすでに発売されている文字マークのみでも十分ですが、せっかく485系1000番台が製品化されており、サロ481-1000を489系編成に組み込んでサロ489-1000とし、昭和53年改正以降を再現したいと思われる方々もおられるかと。まさに私がその一人でして「白山」文字マークだけでは全く持って物足りない状況。
ガレージメーカーからもヘッドマークは発売されていますが、あちらはあちらでやや文字の大きさなどのバランスが気に食わない調個人的な拘り様。
ということで、色々と物色した結果、TOMIXのHOサイズ485系のヘッドーマークシールを分売パーツとして購入し試してみることにしました。

同時に電気ガマ用もついでに購入していますが、ひとまず今回使うのはボンネット用のみ。

もちろんサイズがこれだけ違いますから、そのまま使うわけではありません。スキャニングしてサイズダウンをした上で使いますが、印刷する用紙にもこだわってみました。

その前にまずはサイズ確認のため普通紙に印刷。大まかに採寸した上で縦横同比率にて縮小、これを切り出して現物合わせする作業を何度か行い、微調整します。

とりあえず最終的な切り出しは
前回作業を踏襲しますので、大まかにこのくらいの大きさにします。

さて本印刷。使う用紙は光沢表面タイプのラベル用紙。

高品質で印刷し、ガイドラインに沿って大まかに切り出していきます。

さてこのシールを貼り付けるクリアパーツの方の作業に移ります。元のマークは印刷なのでシンナーやガソリン水抜き剤でも落とせますが、今回はコンパウンドを使って磨き上げてみました。

作業時間的にはコンパウンドの方が早いみたいです。きれいに落とせました。

ここに大まかに切り出したマークを貼り付けます。下辺となるV字の底をきちんと決めておけば貼り付け作業はそれほど難しくありませんでした。位置を決めたら四隅の面取りと上辺の微調整。

「はくたか」が今回の試作品。「白山」は製品オリジナルです。

絵入りの「はくたか」マークも作ってみました。485系初期型の旧製品はこんな感じのシールタイプでしたので、それに戻った感じ。

ボンネットタイプのヘッドマークは基本的には文字面の前にアクリルが入っていたようなので、ここまでくるとそれもやってみたくなります。2枚目には透明フィルムをマークの上面に貼り付けて切り出します。

左が透明フィルム有バージョン。右が無バージョン。例によってあまり違いが判りませんねぇ(苦笑)

マークの内照には問題ありません。
ひとまずこれにて昭和53年以降の「はくたか」「あさま」「そよかぜ」などの489系充当列車も再現が可能となりました。
※注
HOサイズのヘッドマークシールには当然ながら著作権等の問題が発生します。
ただし個人で使う分には問題ありませんので、この記事をご覧になりお試しになろうという方はその点をご留意ください。
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