私は普段仕事中は制服なので、スーツを着るのは年に数回。
先日たまたま着る機会があったのですが、まさかウエストが・・・。入るには入りましたがややきつい。一日過ごしたらお腹回りに圧迫痕。春先は問題なかったのですが、この数か月でリミット限界のようです。この夏は「痩せる」という新たな目標が設定されました(苦笑)
さて「ワキ10000」の角屋根リブ作成です。

使うのは1.5mmのハーフラウンド(以下HR)プラ棒。

つまりは丸棒を半分にした、半月状のプラ棒です。当初は0.5×1.5くらいの角棒を使おうかとも考えましたが、工程をいろいろ考えた結果、HRが適していると判断。ちなみに画像は「プラストラクト」というメーカーのものですが、いつも使っているエバグリの1.5mmHRが欠品だったための代用です。(その後入手できましたが・・・)

まずは約2cm弱の長さに切り出します。

続いて治具の作成。作業工程を入念に設計した結果、数種類の治具を準備することにしました。
上写真を「治具A」としておきます。

上画像の治具と2コイチで使う幅1.6cmのプラ板。治具Aの開口部にピタリとハマります。これを「治具B」とします。治具Bには両面テープを貼っておきます。

治具Bの上に最初に切り出したHRプラ棒を並べていきます。

治具Bは屋根上リブの長さに合わせた幅。ここにHRプラ棒を並べることで、同じ1.6cm長さに切りそろえることができます。

はい、この通り。
多少無駄が出ますが、多本数を高確率で同じ長さに揃えるならば、この方法が最も楽チンでした。

続いて、リブの頭を平らげるため、治具Bを治具Aにはめ込みます。これはこの後の作業のし易さと安定感の向上が目的です。

HRですから頭が丸いわけです。

まずは荒目のサンドペーパーでゴリゴリ。

続いて「治具C」の登場。0.5mm+サンドペーパー分かさ上げしています。

両サイドに0.5mmの足がついてるので、治具Aのプラ板に足が当たるまでヤスリます。

リブの素材に平棒を使わなかったのはこれが理由。断面を台形にしたかった訳です。

続いて治具Bを治具Aから外して、リブの外側を斜めに落とします。落とすと言ってもヤスリ掛け作業ですが、つまりリブは線路方向断面も枕木方向断面も台形になるようにします。ここまで完了したら治具Bからリブ材を取ります。

最後に「治具D」の登場。長手方向に壁を作り、リブ材を裏返しに真直ぐ並べていきます。ちょっと手間が掛かりますが、裏返して並べ薄くセンターにスジ彫りをします。綺麗にセンターを決めるためには、欠かせない作業です。

前回までに完成していた屋根板にリブを一枚一枚手作業で丹精込めて貼り付けます。
気分は職人です(爆)

1両につき27枚、そして現在の改造予定車両数18両・・・。

まあ、先は数えずに現状認識から(笑)。こんなもんでしょうかね。

とりあえず構想通りに出来上がりました。あとはリブを量産して、貼り付けて屋根板を完成させます。
お次はボディーと屋根板の合体、面処理。
思ったよりも先は長いですなぁ。
北陸地方もついに梅雨入りしてしまいましたので、休日と晴れ間が重なれば塗装作業も捗りそうですが、梅雨明けまで待った方がいいのかなぁ・・・。
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