物販・サービス業にとっては最大の繁忙期。お盆休みに突入です。
私も例に漏れず。
この期間は致し方なく残業したり(苦笑)、休日予定でも前日に急遽予定変更に迫られたり。また作業部屋が非冷房なため、なかなか手も動かす気にもならないということもありますので、模型ネタが滞ります。
とりあえず久しぶりの休日を甲子園観戦で終わらすのももったいないので、久々にブログを更新します。中身は思いつきですが・・・。
はてさて、富山にいると嫌でも目や耳にするのが北陸新幹線の話題です。当局でもよく話題にします。

富山駅は上屋骨組みも完成し、一部区間では架線も張られています。
ただ個人的に気になるのは新幹線のダイヤ構成。
東京から富山までは約2時間10分(最短2時間7分)、金沢までは約2時間半(最短2時間22分)だそうです。通常新幹線は定時運転の場合24時をまたいでは運転されないので、東京発金沢行最終は21時台になる計算。当然上りも同様の時間帯、になると思います。
現状と比較すると下りは約1時間、上りは約2時間の出発時間差が生まれ、単純計算でも東京と金沢での滞在時間がそれぞれ1時間から1時間半ほど伸びると考えて間違いなさそうです。つまり20時くらいまで東京や金沢、富山で観光をしたり仕事をしたりしても、21時発の新幹線で日帰りできちゃう訳です。(まあ仕事をする身からすると、20時まで仕事するなら後泊させてくれと思いますけど・・・)
経済的な側面から見ればこの時間が地元経済に与える影響が大きいと見ていて、地元業界では新幹線開業を待ち望んで盛り上げているという図式が出来上がっているわけです。
まあ細かいツッコみどころはありますけど、とにかく首都圏とのつながりは今まで以上に密接になることは間違いありません。
ただ富山に関して言えば、誰もあまり多くを語らないのが関西圏とのつながりが薄くなる可能性について。
JR西日本さんはJRから経営分離される金沢以東の並行在来線について、関西からのサンダーバードの乗り入れは全く考えていないとか。
3セク化される富山県の「
あいの風とやま鉄道」は直通運転を要望しているものの、ニュース内容からは取りつく島もない様子。
JR在来線特急の直通が無くなるということは、関西圏から富山に向かう場合は金沢で3セクか新幹線に乗り換える必要が発生するわけです。

現状、大阪発最終の富山行サンダーバード45号は20:56発。つまり将来的な北陸新幹線の東京発時間に近い時間。ちなみにこの列車で金沢着が23:30。この時間に上り新幹線が運転される可能性は低いことから、3セク在来線に乗り換えるしか無さそう。

金沢以東、富山や黒部あたりまでの快速が運転されるのか。とはいえ乗り換えの手間が発生することを考えると、富山県の経済的なつながりは今後首都圏にシフトしていくのではないかなぁ、なんて一人勝手に考えています。特に関西からの観光客は、何割か減になることは想像に難くないのではないでしょうか。
関西財界にとって北陸3県は重要な商圏だと思うのですけど、JR西日本は直通運転についてはなかなか首を縦に振りません。
681系や683系の付属編成だけとか、せめて朝夜の数往復だけでも存続させるとかした方がJR西日本も富山県も私ら利用者もすべて「WIN-WIN-WIN」になれるんじゃないかなぁと。
まあ新幹線が開業するころは、私も別の任地にいるだろうけど・・・ねぇ・・・(苦笑)。
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