さて前回の記事でなんとなく予告をしておりましたが、11月のメイン第一弾が昨日配置されました。
編成は「ゆうづる」「はくつる」などで活躍した13両フル編成。

基本セットは両端クハネとモハが2ユニットのモノクラス6両相当。さらに「モハユニット」の2両増結セット、「サロ、サシ、サハネ」の3両増結セット。単品販売はありません。
さてクハネのサイドビュー。

構成は以前発売の485系300番台を踏襲している感じですが、前面スカートにジャンパ栓が3つ並んでいる姿は583系独特の表情です。
今回このKATO製583系に一目惚れした理由はこちら。

側面窓から覗くと、中段寝台舟が見えるんです。この下段寝台のヘッドクリアランスの低さは乗らないとわかりませんが、それが鉄道模型でも再現されました。

当然ながら取り外し可能の別パーツですから、「はつかり」「みちのく」にも運用できます。

新製配置段階でのヘッドマークはイラストマークになっています。

当局ではKATO製の新583系は昭和50年ごろの姿にするため、文字マークに交換します。

先頭車を分解しますが、ストレスなく簡単にボディーが外れました。

そしてヘッドマーク兼ライトユニットは1つのパーツで構成されていて、これも精密ドライバーで簡単に分解可能。

説明書もありますので、それほど難易度は高くありません。数分で作業完了です。

TOMIX製の583系と並べてみます。

微妙な塗装の濃淡差が感じられますが、どちらも甲乙つけがたい出来栄え。

冒頭にも書きましたが、前面スカートのジャンパ栓はKATO製の表現が正しいくらいでしょうか。

細部については好みの問題だと思いますが、私はどちらも好みという結論になりました(笑)

中段寝台舟もやろうと思えばTOMIX車に移植も可能。
ただKATO車で唯一気になるのが車番やJNRマーク。

残念ながら光沢感や立体感は全くない印刷です。

ということで、くろま屋さんから発売されているJNRマークのメタリック銀を使います。

このインレタは印刷されているJNRマークとほぼ同じサイズなので、無加工で上張りしました。
もう1点気になるところは、これは小窓がある車両の永遠のテーマ。

室内灯を入れると中段、上段の小窓から光が漏れてしまいます。これは旧製品、TOMIX車含め歴代の小窓がある車両は構造上仕方がないところですので、これをいかに加工するかが伊予工場長の楽しみだったりもしています。
とはいえ、当面室内灯を入れる予定はないので後回し。

それよりも先に屋根上のベンチレータが一体なので、これを別パーツ化したくなってしまいました。
ということで583系、国鉄車両がまたひとつ加わりました。
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