クリスマス商戦真っ只中ですが、私的な「鉄道模型クリスマス目玉商品」は軒並み11月に集中していて、来週末あたりがピークになりそうです。お察しの通り、KATOの583系とTOMIXの167系です。
それらはそれらで、新製配置された暁にインプレの予定でおります。
さてKATOから再生産された「レサ5000」。東北筋でも活躍した貨車です。

正直、貨物列車というのは私の記憶上でも影が薄く、改めて調べてみると影が薄いなんて言っては大変申し訳ない活躍をしていたのが、この「レサ5000」だったようです。
八戸に配置され、「東鱗1号」という名前で東北と東京市場や横浜市場とを結んでいた鮮魚貨物列車として運用されていました。ただ、東海道・山陽筋の「とびうお・ぎんりん」とは、最高速度が85km/hであったこと、コキ5500とのコンテナ車との併結運用されていたという点が異なっていたようです。
ただそれでも鮮魚専用列車ということで、東北地方の鮮魚がいち早く関東の市場に運ばれるようなったことには、このレサ5000の存在が不可欠だったようです。

所定では11両だったようですが、勢い余って12両配置しましたが(苦笑)、ケースはCASCO製のものを使用して、ばっちり収納。
次に車番ですが、レボリューションファクトリーからそのものズバリの車番インレタが出ていますので、車番のみ変更します。

全部のインレタが揃っているので、全塗装し直しでもいいのかもしれませんが、やはりお手軽な方を選択しました。

まずは車番の部分のみ周囲をマスキングします。今までは綿棒にラッカー塗料用の薄め液を染み込ませこすっていましたが、今回はサンドペーパーでの番号消去を実験します。

1500番のサンドペーパーを5mm程度の短冊状に切り出し、鋭角にした割りばしの先端に貼り付け、車番を軽くこすります。

消しているとやや粘度の高い黒い削りカスが出てきますが、これは下地を侵さないエナメル系塗料の薄め液で簡単に拭い取ることが出来ました。
実験は成功しました。

製品オリジナルの車番は「レサ5002」ですが、全車両の番号を変更。
次はウェザリング。

やはり貨車は汚れているのが当たりまえですから、練習がてらに汚しにかかります。

参考資料はWEB上にも沢山ありますが、こういうペーパーも貴重な資料です。

墨入れブラックを入れただけの状態です。凹凸がはっきりとわかり、これだけでの十分ですが・・・。

錆や砂ぼこりの汚れなどはこのウェザリングカラーをドライブラシでこすり付けていきます。

個体差を出すために側扉のあたりに錆を表現。

先ほどの資料からこういった場面を参考に錆の表現を施します。
白い車体なだけに、汚しすぎたかなという懸念もありましたが、やってみればそんな心配は無用でした。まあそこそこな感じに使い込まれた貨車が出来上がりです。
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