長いと思っていた年末年始休暇でしたが、残すところ2日。
日々テレビを見ながら鉄道模型の軽加工という、「鉄正月」とでも命名できましょうか(苦笑)。
とりあえず明日は初詣。
さて、2015年伊予工場初業務はKATO製EF15最終型を特定番号機に仕上げます。

手元にあった最終型。ナンバーだけ取り外して再整備します。
80年代に東京機関区に所属していて、隅田川に出入りしていたEF15を選出したところ、なんとなく画像が見つかったのが195号機。
いろいろ調べてみると、東京機関区のEF15すべてに常磐無線アンテナが取り付けられていた訳ではないようでした。

常磐無線アンテナの取り付け位置は、このモニター部分です。
アンテナだけのポン付けも寂しいので、しっかりと配線も施します。

いつものようにガイドとなる型紙シールを貼り付けます。ちなみにこのシールは、WEB上から得られた画像を参考に推測8割で作ったもので、正確なものではありませんのであしからず。

この型紙、長い実線がアンテナ配線で、短線との交点が配管留めの穴明け位置としています。

0.4mmの真鍮線とレボリューションファクトリーの配管留めでこんな感じに仕上げます。

常磐無線アンテナはKATOのEF80用ASSYを流用。これを取り付ける前に、ひと作業。

東京機関区所属のカマの定期検査は大宮工場持ちということで、大宮工場仕様の屋根上は黒塗装にします。
続いてナンバープレート。

元のナンバープレートから文字を削り取ります。そしてぶどう色で塗装。

何もない状態のままはめ込みます。

レボリューションファクトリーのEF15ナンバーインレタを使いますが、ズバリ「195」番がないので、バラ数字で貼りこみます。
最後にクリアを吹いたのですが、缶スプレーが古かったのか、温めが足りなかったのか、表面がいわゆる「ゆず肌」状態に。ただ失敗も成功に転換させるべく、旧型電機だし、少しウェザリングでもすれば、らしく見えるだろうと。

そして東京機関区所属のEF15の特徴の一つでもある、1位側の白ステップ。

モニター上の常磐無線アンテナはこんな感じに仕上げました。

側面の製造銘板も「川崎」に。
やはり当局は、最後の仕上げクリア塗装が苦手です。
表面仕上げについて、そういえば数年前のRMMで特集してたのを思い出しました。もう一度おさらいをして、今年の目標にでもしてみましょうか。
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