先週末に「
Nパークとだ」さんで運転会を実施しました。そういう時にまず悩むのが、何を入線させるか。他局長の志向を推測しながら(笑)、当局からは貨物列車を持ち込むことを最初に決めました。
まず選定したのは車運車「ク5000」です。
最近の貨物列車と言えばコンテナ編成中心ですが、昭和50年代は雑多な貨物編成が走っていました。その中でもオレンジ色に鈍く輝くク5000は印象的でした。
当日に不具合があっても困るので、整備に取り掛かりますが、旅客編成が優先されることもあって、全く手つかず。以前から考えていた、乗用車にカバーを掛ける作業を行います。実車でも機関車次位のク5000積載の乗用車にはオレンジ色っぽいカバーが掛かっていました。これは機関車のパンタグラフから降りかかる錆や油を防ぐ意味があったそうです。
まず準備するのは粘着ラベルシートをパソコンのお絵かきソフトで茶色っぽいオレンジで印刷します。

このシートを3.5cm×5cmの長方形に切り出します。

おおよそ真ん中に合わせて積載乗用車に貼り付けます。

次に左右を指で均しながら貼り付け、裾の部分は乗用車のタイヤが見える程度の長さで切りそろえます。

前後は切り込みを入れ巻き込むように貼り付けて完成。
粘着タイプのシートなので一旦貼ってしまえばズレませんし、多少のしわが寄っていた方が、自動車カバーの雰囲気が出てきます。

乗用車のタイヤにも黒を入れておきます。ちょっとしたことですが、こういったところが伊予工場のこだわりです(笑)

機関車次位の2両分程度だけカバーを掛けることとして、それ以降のカバーなし乗用車には光沢ありのクリアを塗布します。実際の新車は光沢ありますからね。

こんな感じでク5000に積載。貨車の方は墨入れをして使われている感を出しておきます。

これだけ頑張って手入れしましたが、KATOボギー貨車用の車間短縮カプラーに交換して今回の運転会に挑んだどころ、カーブで車両同士の干渉があり脱線が頻発してしまいました。
これはこれで仕方ないところですので、次回は通常のKATOカプラーに戻して活躍してもらうことにしましょう。
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