会社の同じ職場の方で福島出身の方がいます。
幸い生家は津波の被害にはあわなかったのですが、地震の影響は少なくありませんでした。
また、ご兄弟の中には住む家を失った方もおられますし、御親戚には立ち入り禁止区域に住んでおられた方もあったそうです。
その方が、今年の盆休みに生家に帰られ、まだ進んでない復興の状況をみてこられました。
その折、中学校の先生をされていたご兄弟と一緒に、奇跡的に崩壊を免れたその中学校の様子を見にいかれたようです。
高台に残ったその校舎を見て感慨に浸られ、現状を記録しておきたいと写真を撮ろうとされました。
しかし、カメラを構えた瞬間、地元の方が飛んでこられ、「撮るな!」と叱咤されてしまいました。
興味本位ではない、と、自分たちの立場をお話したのですが、それでも「写真はやめて」と睨まれたそうです。
実は、今回東方に遊びに行くにあたって、被災地の現状を見てみたいなとちょっと思ってました。
ええ、興味本位です。
地震、津波の爪痕が残ってれば、記録したいとも思ってました。
そう、好奇心からです。
写真も撮って、子供たちに見せてやろうと思ったりしてました。
自己満足のために。
でも、被災された方は、こういうお気持ちなんだということが分かって、反省。
人の気持ちを斟酌しないといけないです、強く反省。
東北太平洋岸各駅停車の旅は断念します。
こっちの方にはもう遊びにいけないのですね。泣・・・
大地にたった1本残って、復興のシンボルとなった松の木を見たかったし、その雄姿を写真に撮りたかったです。
被災後、数日で復旧した三陸鉄道に乗って、少しでも乗車率あげて、気概のある列車を写真に残したかったです。
まだ復旧途中の他の路線の状況も、この目で見てみたかったです。
できれば、復興に向けて頑張ってる方と触れ合って、元気と希望と勇気を分けてもらいたかったです。
残念。
と、いうことで今回の旅は日本海側メインです。
地元の駅弁食べたり、列車や駅舎の写真をいっぱい撮ったりして
各駅停車でのんびり車窓を楽しみたいと思います。
地元のJC、JKとふれあえたら尚最高。
「ここには行っとけ!」という場所があったら、紹介してください。
【
鈴鹿電池鉄道HP 】
プラレール

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