「酷道」とは、狭隘区間が続くなど、車で走るのが難しい、あるいは不可能な国道のことを指す俗語。日本では国道418号や422号が有名である。
ひとえに酷道と言っても種類はある
1.その区間に急カーブや狭隘部が数ヶ所ある
2.その区間に急カーブや狭隘区間が長距離に渡って続く
3.上記に加え、災害などによる車両通行止が長期間にわたって続いている
4.その区間の車道が未開通で、苦し紛れに登山道や獣道が国道として指定されている
5.その区間に獣道さえない(そもそも未開通)であり、今後も開通の見込みがない
もちろん、言うまでもなく5が「最悪」である。ちなみに418号と422号はそれぞれ上記分類の3と4に該当する。
城栄国にも、こういう道路はある。
現在描いている新山県は山がちな地形である。平野部は有川沿岸と貝吹平野だけであり、県の面積のせいぜい2割程度に過ぎない。高速道路も多数のトンネルで山間部を抜けている。
南部には標高2000mを越える山もある。その周辺は酷道の宝庫(!?)である。
1や2は当然の如く沢山ある。そして4(中には限りなく5に近い4)もある。
実際の日本で強引にたとえるなら「
無想の吊橋」が国道に指定されている、というイメージだろうか。
なお、
4月29日の記事でも述べたとおり、地図描画が進まないと国道番号は確定しそうにない。

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