想像地図は2003年に始まった。
9年以上も続いているのだから、現在の作り込みのリアルさは全ての場所で均一というわけではない。
特に、2006年〜2008年に描いた領域(主に茶柱県・片山県)は作り込みが甘い。
具体的には、
1.道路・鉄道・川・海岸線が一直線過ぎる
2.わざわざ高速道路を市街地の中に通している
3.山林の広がる地域にまるで都市高速の如く高密度で高速道路が通っている
4.自治体の形が長方形に近い、または極端にいびつ
などである。
3については、「茶柱県は副首都である」という設定を創作することにより、「こうなっている理由をこじつける」という形で「一応は」解決済みである。
2についても、「高速道路が開通した頃はまだ田園地帯だった」と設定すれば問題なかろう。
だが、1と4はそうはいかない。
地図を描き直さない限り改善は不可能である。
ざっと見積もってみたところ、800〜1000枚程度がこの「描き直し」の対象に含まれることとなる。
また、PCによるトレースに関しても、1000枚以上の図葉がその対象に含まれている。
空中に張られた電線を地中化するのは、最初から地中に電線を通すよりも大変で、地上に敷かれた線路を高架化するのは、最初から高架の線路を作るより大変である。
これは想像地図でも同じ。
今までの設定を生かしつつも矛盾の内容に気をつけながら改訂するのは、未描画領域を描くよりも遙かに大変である。
よって、大規模な描き直しは後回しにされる可能性が高い。

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