2021/9/14
DDR政府専用列車B9 鉄道模型

復習です。 ゴム系クリア接着剤を裏につけてピンセットで置いて上から爪などで強く抑えます。

爪楊枝が置いてありますが、これを使うのは次の段階です。 ここでは指で丸めたゴム系をピンセットで摘み、はみ出したゴム系を絡め取ります。 その際、爪か爪楊枝(仕方がなければピンセットでも良い)で切抜文字を動かぬように押さえて作業します。
あらゆる接着でこの昔ながらのゴム系を使って練習するべきです。
プロもこの方法で細かい接着をしますので間違いない方法です。

爪楊枝の先っちょで文字の端面を擦って更にゴム系接着剤を絡め取ります。
爪楊枝の先端は油目の金属ヤスリでものすごく尖らせておきます。(一枚前の写真の爪楊枝がそれです)
この作業は「しつこく」丁寧にやるべきです。
できればボシュロムのルーペを使って見ながら作業するべきです。

そして反対側でも同じ作業をします。
ここで難しいのは、0.15mm厚のエッチング文字を切り出して、ランナーとの接続部が分からなくなるようにヤスリで仕上げる部分です。
これもボシュロムのルーペは無いのは厳しいかもしれません。

“A"の70033を写真に撮っておきます。

“A"の70039も写真に撮っておきます。
車両番号を記録しておく目的です。
70033の一番下の車両と70039の一番下の車両は同型です。 最後は4両同時に作業します。

作業ルームが一つある感じです。 その部屋のテーブルだけを明るい灰色っぽい青に塗ります。

この色です。
マスキングしてから筆で塗ります。

灰色なのですが、オリンパスのタフで撮ると青に写ります。 写真が見た目とは違います。

こんな感じです。
勿論個室内も通路側も色差ししたいのは山々ですが、床を塗るところから始めると非現実的なほど時間を喰いそうです。

室内色差しが終わりました。
“A"の2両は先程の写真を頼りに元の位置に納めます。
この政府専用列車、編成がわかりません。