2020/12/10
日本蒸気機関車史発売 国鉄時代

高木宏之さんの日本蒸気機関車史が発売されました。
日本蒸気機関車史
これまであった蒸気機関車研究書は 鉄道草創期の明治から戦後に至る発展をたどるもので、 形式数では8割以上が海外からの輸入機で占められていました。
本書は「国産」という観点から、日本国内はもとより中国大陸、 台湾、朝鮮半島、樺太、東南アジア、インド、南米などで海外・外地で活躍した 広狭さまざまな軌間の日本人が作った蒸気機関車を、 発達系譜からとらえた我が国固有の機関車技術史となっており、それを生み出した 技術者たちの実像にも迫ります。
秘蔵写真と豊富な図面・表組みなどを駆使して、複雑な工学的データを咀嚼、 豊かな表現力で解き明かす従来の解説書とは一線を画する内容。写真256点、 竣功図75点、組立図など76点、表組み265点という空前のスケール。
前著『国鉄蒸気機関車史』(ネコ・パブリッシング刊) で第41回交通図書賞奨励賞ならびに2016年島秀雄記念優秀著作賞をW受賞し 多方面から評価の高い著者が世に問う渾身の書です。








