2011/3/20
プロ野球、セリーグの開幕延期が決定したが、不十分な内容である。
現在、日本では二つの大きな災害が発生していると考えるべきはないか。ひとつは、「巨大地震による災害」、もうひとつは、「原子力発電所の危機的事故」である。
地震災害については、現在、自衛隊・消防・警察の方により必死の救出活動が展開されている。少し酷な表現であるが、時間の経過と共に事態の改善が期待出来る。
ただ、原子力災害については、不透明である。仮に現在の危機的状況が改善されても、今後の放射性物質の処理などには長期の時間を必要とする。被害区域の拡大も懸念される。終わりない戦いかも知れない。
つまり現在の日本は、危機的災害の元にあるのである。
そのような状況下でプロ野球の開催は果たして妥当なのか。
せめて、「行方不明者の捜索の終了」「福島第1原子力発電所の事態収束」までは、興行行為はやめるべきだ。
「プロ野球の開催は被災された方に勇気を与える」という意見がある。それがもっともらしく聞こえるが、本当に被災され先の見えない避難生活を強いられている方に、今、野球を観戦する余裕などない。それを主催者は自覚すべきだ。
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現在、日本では二つの大きな災害が発生していると考えるべきはないか。ひとつは、「巨大地震による災害」、もうひとつは、「原子力発電所の危機的事故」である。
地震災害については、現在、自衛隊・消防・警察の方により必死の救出活動が展開されている。少し酷な表現であるが、時間の経過と共に事態の改善が期待出来る。
ただ、原子力災害については、不透明である。仮に現在の危機的状況が改善されても、今後の放射性物質の処理などには長期の時間を必要とする。被害区域の拡大も懸念される。終わりない戦いかも知れない。
つまり現在の日本は、危機的災害の元にあるのである。
そのような状況下でプロ野球の開催は果たして妥当なのか。
せめて、「行方不明者の捜索の終了」「福島第1原子力発電所の事態収束」までは、興行行為はやめるべきだ。
「プロ野球の開催は被災された方に勇気を与える」という意見がある。それがもっともらしく聞こえるが、本当に被災され先の見えない避難生活を強いられている方に、今、野球を観戦する余裕などない。それを主催者は自覚すべきだ。

投稿者:夕焼け駅長
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