2011/5/3
フード・フォーラスによる食中毒事件。
社長の逆ギレ会見から、この会社には食品を扱う会社に必要なプロ意識がないことが露呈した。それを考えてみたい。
その前に・・
私自身、「牛肉を生で食べる行為が信じられない。」という思いが強い。
現在、35歳の私。今から20年から30年ほど前。つまり私が5歳ぐらいから15歳ぐらいまでの話。両親から、「食肉は生で食べてはいけない」と常に言われていた。
父親が当時食肉加工会社に勤務していたため、出荷出来ない商品(肉の切れ端)をよく持って帰ってきていた。そのため、経済的に豊かではなかったが、何故か「食肉」だけは豊かであった。そのため、夕食には焼肉が多かった。(それ故に現在焼肉は嫌い)その時よく言われた言葉は、「赤い肉は食べるな」である。
当時の話では、「食肉には加工した際に細菌がつきやすい。それは充分に加熱することで除去出来るので、赤い部分がなくなるまで焼け」であった。それが正しいか判らないが、現実問題として、食欲のあまりまだ赤い肉を食べると、その日は必ず下痢をしていた。それが数日続くこともあった。
「食肉は生で食べてはいけない」はある意味体感した事実であり、当時で世間でもそういう認識であった。
それが、加工技術の進化、冷凍技術の進化もあり、食肉を生で食べることが可能になったのであろう。違う食感や味覚を楽しめることになった。
しかし、それはリスクのある行為。当然ながら、リスクがある行為には、高いプロ意識が必要である。
では、今回食中毒事件を引き起こしたフード・フォーラスにプロ意識があったのだろうか?
フード・フォーラスのボケ社長は「日本中に生食用に流通された肉はない」とぬかした!!
なら言いたい。「何故、それを生で提供したのか??」
所詮、利益追求の結果であろう。
確実に言える事は、「金儲けのプロであって、食肉のプロではない。」であろう。
フード・フォーラスは私企業である。利益追求のために生じた問題は、自らで解決すべきである。現に2名の方が亡くなっている現実がある。
食品を扱う以上、食中毒とは常に向き合わなければならない命題である。
それを無視した企業には、それなりの報復を受ける必要がある。
この事態を受け、プロ意識のない食品業者が一掃されることを願いたい。
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社長の逆ギレ会見から、この会社には食品を扱う会社に必要なプロ意識がないことが露呈した。それを考えてみたい。
その前に・・
私自身、「牛肉を生で食べる行為が信じられない。」という思いが強い。
現在、35歳の私。今から20年から30年ほど前。つまり私が5歳ぐらいから15歳ぐらいまでの話。両親から、「食肉は生で食べてはいけない」と常に言われていた。
父親が当時食肉加工会社に勤務していたため、出荷出来ない商品(肉の切れ端)をよく持って帰ってきていた。そのため、経済的に豊かではなかったが、何故か「食肉」だけは豊かであった。そのため、夕食には焼肉が多かった。(それ故に現在焼肉は嫌い)その時よく言われた言葉は、「赤い肉は食べるな」である。
当時の話では、「食肉には加工した際に細菌がつきやすい。それは充分に加熱することで除去出来るので、赤い部分がなくなるまで焼け」であった。それが正しいか判らないが、現実問題として、食欲のあまりまだ赤い肉を食べると、その日は必ず下痢をしていた。それが数日続くこともあった。
「食肉は生で食べてはいけない」はある意味体感した事実であり、当時で世間でもそういう認識であった。
それが、加工技術の進化、冷凍技術の進化もあり、食肉を生で食べることが可能になったのであろう。違う食感や味覚を楽しめることになった。
しかし、それはリスクのある行為。当然ながら、リスクがある行為には、高いプロ意識が必要である。
では、今回食中毒事件を引き起こしたフード・フォーラスにプロ意識があったのだろうか?
フード・フォーラスのボケ社長は「日本中に生食用に流通された肉はない」とぬかした!!
なら言いたい。「何故、それを生で提供したのか??」
所詮、利益追求の結果であろう。
確実に言える事は、「金儲けのプロであって、食肉のプロではない。」であろう。
フード・フォーラスは私企業である。利益追求のために生じた問題は、自らで解決すべきである。現に2名の方が亡くなっている現実がある。
食品を扱う以上、食中毒とは常に向き合わなければならない命題である。
それを無視した企業には、それなりの報復を受ける必要がある。
この事態を受け、プロ意識のない食品業者が一掃されることを願いたい。

投稿者:夕焼け駅長
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