熊本で震度7を観測する
地震が起きてから5年経った。
2016年4月14日の夜遅くに、
1度目の震度7の地震(M6.5)。
その後も震度6強、6弱などの余震が続いたと思ったら
4月16日の未明に2度目の震度7の地震(M7.3)が起きた。
一連の地震活動で、
震度7が2回起きた地震は無い。
熊本地震は、内陸の浅いところの地震だったために、
被害が大きくなった。
新耐震基準の住宅でも、被害が起きるほどであった。
また、熊本地震の被害で特徴的なのは、
死者の多くが災害関連死であること。
地震発生のタイミングで圧迫死などの
地震が直接の死因の人数は50人。
それに対して、災害関連死は210余人。
災害関連死とは、
地震による負傷の悪化や避難生活が原因で
死亡することを言う。
地震で家を失い、避難生活の過酷さが
あからさまになった格好だ。
先日、5歳の誕生日を迎えたマナムスメ。
その誕生日のすぐ後に、マナムスメは生れて、
子供が生れたことが嬉して、うつつを抜かしていた。
ただ、当時、仕事の担務は災害担当で
子供生れたムードから、一気に覚めたわけです。
オクサンとともに、里帰りしていたことが何よりでした。
それだけにそのときの印象が
強く残っています。

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