ここ数年断続して廃止され続けている夜行列車。国鉄型車両ゆえの経年劣化や車内設備と寝台料金の不整合、深夜バスや飛行機などの他社競合、新幹線は自社競合・・・。
そんな中、奇跡的と言っても良い上野〜青森間を走行している「あけぼの」。ソロやシングルデラックスといった改造車両が組み込まれているものの、ほぼオリジナルの開放B寝台車が連結されており、国鉄型を長時間堪能できる唯一と言っていい列車。
ひょんなことから「あけぼのにみんなで乗ろう!」と話が進み、10月下旬の某週末にツアーが組まれた次第であります。
旅の同行者は・・・
「
東京喜多鉄道管理局」のSEKKIさん
「
NORTHBOUND EXPRESS」のまさるさん
「
豚汁模型」の仲さん
「
淳心鉄研OBの荷物室!」のnoto92さん
「
70年代千住モジュール」のひさしさん
「
上野駅撮影の想い出」のなるさん
かずさん
弊局がいつもお世話になっている方々と、そして私を含めた総勢8名!
プロローグはツアー決行日から1か月前に遡ります。
寝台列車に乗るためには寝台券が必要です。総勢8名のツアーとなるので席はまとまっていた方が色々と好都合です。ということで、私が代表で寝台券購入を行いました。
(→ちなみに過去の実績は「
奥利根号」と「
きたぐに号」のツアーでした)
まずは9月某日とその翌日。
業務上、平日は休暇が容易に取れますので、8月下旬から入念にシフト調整済み(^^)
自宅最寄の富山駅へ。

「ずいぶんちっちぇー駅だなー」とお思いの方もおられるでしょう。私も初めて見たときはそう思いました。

2年後の新幹線開通に備え鋭意工事中。3月まではここには駅ビルが建っていました。

駅前には完成予想図があります。まあこういうパース図面は何割か増しなので、あくまでイメージと言うことで。

断面図もあります。将来的には現在南北で分断されている南口の市内電車と北口のライトレールは直結される予定となっています。
さて本題。

みどりの窓口です。主要駅に割には窓口4か所で常時営業は3か所。一番右端は電話予約専用とのこと。事前にそれを調査し、窓口にも直接確認していたので、ツアー決行1か月前の朝10時にあけぼの寝台券の発行を依頼していました。

往路の寝台券。

そして翌日には復路の寝台券をGET。
まあ瞬殺は無かろうかと思いましたが、結構高めな乗車率は予想されたので、正直獲得までは一人ドキドキしておりました。
無事に切符確保の一報を全参加者へ連絡し、いよいよ旅へのボルテージが上がり、ドキドキからワクワクの一か月間を過ごすこととなりました。
ちなみに今回、富山〜東京の往復行程はこんな感じでした。
(未使用状態でスキャンしたと思っていましたが、画像がなく使用済みの切符です)

あけぼのツアーに全精力を注ぐため、なるべく富山からの旅費は抑えようと企み、一筆書き乗車券にすることは当初から決めていました。
往路については、財務大臣でもあるカミさんもついでに埼玉の実家に帰省するということで大宮までアテンドすることとなり、越後湯沢経由の通常経路。上野からは同じ経路を通らないということで名古屋からの高山線経由としました。よって「富山→富山」の乗車券です。
他には米原経由「しらさぎ」や京都経由「サンダーバード」、別途乗車券が必要となりますが大糸線経由「あずさ」なんていうのもありです^^
結局、最後の「ひだ」をグリーン車にしたため2,000円ほど割高になりましたが、普通車利用である限りは単純往復より安価で、割引きっぷともほぼ同等です。まあ時間的浪費はありますので、これを高いとみるか安いとみるかはそれぞれの価値観と言うことで(苦笑)
ということで全ての切符の手配も完了し、仕事上のシフトも根回しの上調整し、台風の進路予想も怠りなく、万全の態勢で10月某日を迎えるのでした。
→
富山出発編に続く
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