想像地図が主に描く対象としているのは城栄国という国である。
城栄国で話される言語は「城栄語」。城栄語は架空言語であるが、発音・単語・文字・文法が日本語とほぼ等しいので人工言語と呼ぶほどではない。
城栄国と海を挟んで西側にある「森国」で話される言語「森国語」は、同様に中国語とほぼ等しい。
それ以外に、英語とほぼ等しい言語などが想像地図の世界にあるという設定である。
しかし、今日の記事のメインテーマはこれらではない。
城栄国の南東にある島国で話される架空言語である。
これは、地球上のどこかの言語と同じというものではなく、それこそ想像地図そのものと同じように、完全にゼロから構築する「完全架空言語」とする予定である。
現在、音韻と一部の単語のみが設定済みである。
最初に決まった単語は「dat」で、意味は「島」。
他にもいくつかの単語が「創作」されている。
また、「nao」(「海峡」の意味)が設定された。
これによって、「想像地図の世界では『奈緒海峡』の語源は『nao』であるという説がある」という設定ができあがった。
(注)本来、この架空言語の表記には特殊な文字(字母)を用いるが、ここでは(地球で言う)ラテン文字に転写した表記を使った。

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