久々の更新となったが、今日は地図とはあまり関係ない話。
大阪人ならば、吉本新喜劇で内場勝則が驚いたときに出す声を知っているだろう。
「いー」とも「えー」ともつかない音。どうにも、ひらがなで表しづらい音である。そのため、表記上は「い”−っ」とか「イィィィィー」とか「え”−っ」などと書かれる。
しかしながら、この音は、発音記号(IPA)であれば表記することが可能である。
ずばり、
ɪ
である。「
非円唇前舌め広めの狭母音」という名称であるらしい。
「い」と「え」の間の音だが、記号自体も「アルファベットのI」と「カタカナのエ」の両方に似ているところがまた面白い。
英語で言うところの「it」や「sit」のiの音。日本人は「い」で代用する傾向があるが、正確には「い」と「え」の中間の音である。
つまり、この音を出せば内場勝則の驚きの声を出すことができるのである。
さあ、みんなも発音してみよう!
ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ ɪ!!

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