2009/10/26

マニ35  鉄道模型

登録抹消されていたクマタのマニ35にちょっと手を付けてみました。 

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FABマニ36に余分な貫通扉パーツが有りましたのでそれを付けて恰好を付けました。
しかし、マニにはテールライト付いていないんでしたっけ?

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荷物室側にはテールライトが有ります。

これは10年以上前に委託品を買ったものです。
もしかするとユーザー組立かも知れません。
でも、塗装の感じは完成品を感じさせる頑丈な雰囲気です。

買った時のことを覚えていません(安かった?一山で買った?)

買った当時からあまり大事にしていませんでした。
車輪は黒く見せるために「ネオリュ―ブ」を塗ってあるだけですのでそれと判ります。

ネオリュ―ブ塗っただけではあんまりなので分解してちゃんと黒染する事にしました。

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台車はこんな構造になっています。
車輪は既に黒染を始めています。
「いさみや黒染液の希釈液」のビンに浸けて、振って軽く染めたものをティッシュで擦り落として第一段階(一瞬黒くなったけど擦り落とすと白に戻る)
写真はその後、1回原液筆塗り磨きをしたくらいの段階です。

車輪は、絶縁側が甘くて簡単に取れてしまいます。
12mm草創期、出来の良くない模型しか買えなかった時代、やめずに続けた12mmゲージャー(正しくはHOスケーラーか)に頭が下がる思いです。

車輪磨きは常に力が掛かるので分解状態で進めました。

(古くなっているので綺麗に染まってくれません)

そもそも鉄道車両の車輪は、踏面以外はタイヤ側面まできっちり塗装してあります。
TMSの実車資料冊子で簡単に確認できます。

タイヤ側面の塗装を剥がした状態は「××工場出場○○○両記念」や、「○○○両記念新製車」「お召し」くらいでまずあり得ない状態です。(まる1日位で錆びます)
SL「やまぐち号」など、磨きすぎの車両は此処まで磨いてある事が多いので、写真的には結構タイヤの光った写真が多くありますが、現役としては「あり得ない」のです。

塗装は弱いので、鉄道模型車輪は黒ニッケルメッキで行きたいです。

鉄道模型にはもう一つ黒亜鉛メッキというモノがありますが、こちらは艶が無く、より黒く、表面の通電性が極端に悪いです。
(良い点はメッキが厚く出来る・・・・IMONのセキ3000の車輪は真鍮黒亜鉛メッキ=集電がなければ可能な「安い」方法です)


鉄道模型の車輪には以下のようなモノがあります


車輪;真鍮 メッキ;ニッケル
昔から有る一般的な鉄道模型の車輪です。
頑張れば黒染できます。
15年ほど前のいさみや黒染液の改良は、銅合金に対する性能を犠牲にして、よりニッケルメッキに対して効果が出るように改良したと感じています。



車輪;真鍮 メッキ;黒ニッケル
日本のある大手ブラスメーカーが一時期「これ」でした。
黒ニッケルはメッキが薄く、踏面のメッキが薄くなって真鍮が透けてきます。
その状態の踏面は通電できなくなり、走行不能になります。(恐ろしい事です。でも店頭で店員さんは大きな声でこの内容を教えてくれていました)
まあ「走らせてはいけない」という教えが一般にありますよね。



車輪;洋白 メッキ;黒ニッケル
真鍮ではメッキが薄くなってきた時通電しなくなるので洋白を使います。
見た目も踏面が白くなってくるので理想的です。

ただし洋白は硬く、車輪を挽くコストが跳ね上がります。

更に材料の洋白棒が入手しづらく、例えば韓国で模型に使う為には機内手荷物で持ち込む必要が有ります。
C55の時は1mに切って幾つも持っていきました。(これはもう出来ないかも)
洋白棒を日本から送れば物凄く高くつきます。

鉄道模型としては唯一これしかない理想の組み合わせですが、意外に安くは出来ない組み合わせでもあります。




車輪;ステンレス
ステンレス車輪でメッキは聞いた事がありません。(興味はないが出来ないのでは?)
挽く費用は高い(洋白より高いかも)ですが、材料がいかなる直径でも手に入りやすく、メッキ業者に持ち込んで行程をひとつ加える必要がないので結果安上がりです。
ステンレスは表面が特殊なため酸化しない金属です。
故に黒染が出来ません。

また、スリップするので機関車には向きません。
かつて(PECOでしょうか?)英国でステンレス線路を作って売ったそうですが、スリップして機関車が牽引不能で直ぐに廃止された経緯があるそうです。

鉄のくろがね色と違って普通に白いので洋白やニッケルと色では見分けられません。



車輪;洋白
メッキ無し。 見た目はステンレスと見分けが付きませんが、黒染が「し易く」「綺麗に染まる」ので嬉しいです。
また、牽引力も出ます。 
線路と同じ材だからです。 
鉄車輪/鉄線路と同じ理屈です。(材料が入手しづらいのでハードルが高いです)


話が逸れました。クマタに戻りましょう。

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黒染は非常に時間が掛かります。
私が模型をやめる時があったとすれば、黒染がつらくてやめる と言う可能性が一番高いです。
大体染まった状態です。
台車はイコライザーごとスプリングで軸箱が動く構造です。
凄い出来具合ですね。。。何十年前のOゲージを見る思いです。

そしてプレーンです。 (正気か?)

更に、スハニ32改造なのにTR−11で宜しいのでしょうか?
スハニ32はオハ35系ですよね、台車は振り替えたという事でしょうか。

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こんな感じです。
プレーン軸先直径も16番(径1.5mm)と違い径1.2mmですので、少し「転がりがあっても良い」と思いますが、全然転がりません。
軸受けにセラミックグリスを入れても全然駄目です。
機関車直後の位置にしか連結できない車両です。

(ボールドウィンタイプなど縮尺を越えて使えそうでも、プレーン軸の軸径の違いがあるので同じ16.5mm台車でも16番用とHO用を分ける必要があるのです)

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スハニ32改造のマニ35は、図面上ではこれだけガラベンが付いていますが、実車は4個付きの車と5個付きの車しかなかったのでは?
図面で模型を作ると実際には無い車両が出来てしまう事の典型ではないでしょうか。

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インレタは16番KATOのものが中心で十年以上前に貼ったモノを剥がさずそのままです。
現代レベルと色々差が有るのでほどほどで妥協です。(結果、再登録とします)

そういえば、
ちょっと前にFAB台車に使えると勘違いしてヴェスターヴィーゼの長軸車輪を買いました。
それはHO・1067規格のもので、クマタ車輪置換え用だそうです。

それを何処にやったか探して交換してみようかと思います。 (いや、むしろ台車ごとか?)


さて本日このマニ35の話題を出したのは、オハネ17に追加の問題点が発生したからなのです。

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車体に比べて台枠(床板)が短く、その分カプラーが内側に付いています。

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オハネ17同士の連結、一番離した状態です。

片方の車両を持ち上げて解放はできません。
カプラーが幌枠に引っかかります。

(まだ出ていない)IMONカプラーHO−1を使う必要がありそうです。


マニ35 69について;
ネットで写真が出てきました。
呆然とする内容です。
模型と違う主な点について・・・・
@台車はやはりTR−23でした、少なくとも交換する必要が生じました。
A車掌室側にもテールライトはやはり有りました。
B蓄電池箱は小型(普通のサイズ)でした
Cベンチレーターは6個でした
D車体裾やシルヘッダーなどリベットがあります。
恐れ入りました。お手上げ状態です。




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