2011/11/20

C57間もなく発売  鉄道模型

新しい蒸機製品C57の完成品第一号C57101[姫路][宮原]が明日発売されます。

(価格を税込約¥299,990に抑えました)
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写真で見るとOJかなと思うほど綺麗な仕上がりになった製品です。 蒸機製品も新たな時代に突入した感があります。

(当然ながら日本型HO狭軌モデル HO1067 1/87 12mmです)

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D.C.C.サウンドを搭載したモデルも設定され、後からの改造も承ります。

D51、DD51に搭載されていたアナログDCC共用基板は搭載されていません。

スピーカーはテンダーに搭載され(この車両はサウンド付です)テンダー前妻下方の穴から音を出します。
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機関車〜テンダー間は画期的な新開発「伸縮ドローバー」で結ばれ、直線では機炭間寸法が正規となります。

また、従来のIMONの機炭間渡り板より改良されました。
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ランボード上のボルト表現も改良されました。

蒸機モデルはパイピングの「太」「細」のメリハリや選択が重要ですが、IMONはやはり「実物志向」です。

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 昭和6年、C51より最大軸重で1.34t軽量化したC54(1〜17)が登場して日本に於ける「ライトパシフィック」の歴史が始まりました。

 昭和10年2月、C55一次型(1〜19)により日本蒸機は近代的標準スタイルに移行しました。

 昭和10年12月、C55二次型(20〜40=流線型)は亜幹線に多い60フィート形(通称18m)ターンテーブル対応で機関車後部のオーバーハングを100mm縮小、後側テンダー台車を前方に140mm移動して全車軸間距離を240mm縮小。

 昭和12年2月、C55三次型(41〜62)は二次型と共通の下回りに一次型に似た上回りを組み合わせて登場します。 一次型との差は、当時の流行した運転室を小さくして機関車を大きく見せる手法を講じ床が105mm高くなって運転室全体が僅かに小振りになりました。

 昭和12年3月、C57一次型(1〜138)によりライトパシフィックが完成形となりました。
 C5563・64として製造されていた機関車でしたが、改良箇所が多岐に及んだため検討の末に新形式とすることが決定されました。

 C55形との主な相違点は
● ボイラー使用圧力の上昇(14→16kg/cm²)
● それにともなうシリンダー直径の縮小(510→500mm)
● D51(昭和10年)で初採用された箱型輪芯(ボックスポーク)の採用です。
 ボイラー使用圧力が上昇したことにより、C55形よりも石炭・水の消費量が減少し、かつ出力が向上し、これが新形式を与える決め手になったとも言われます。
 シリンダー牽引力では
C55形 11680kg
C57形 12820kg
 外観上の変化は
● 煙室前端部の曲面化 
● 蒸気ドーム キセ後端部の傾斜化 (流線型の影響)
● エプロンの傾斜角変更 (45°→55°)
● エプロンに付けられたステップ配置が外股→内股に変更
 C571落成(1937-3-22)はC5562落成(1937-3-17)の僅か5日後の事だというのも衝撃的です。

 C55形とC57形は後年には共通運用となる場合もありますが、例えば名古屋機関区関西本線の定数が
C51・C55 300t
C57     360t
と言う具合に日本初の蒸気圧16kg/cm²を実現した新鋭機時代はそれに相応しい使われ方をしていました。
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C57101     日立製作所笠戸工場製    製造番号1076          
車歴;
1939-04-04 製造 配属[達272];大阪局
1939-04-04 使用開始 配置;姫路
1940-00-00 現在;宮原
1942-09-30 現在;宮原
1942-10-29 宇都宮
1943-00-00 現在;白河
1945-04-01 現在;高崎一
1945-11-00 高崎一
1952-04-11 福知山
1956-00-00 現在;豊岡
1958-09-00 米子
1964-04-01 現在;米子
1974-08-26 廃車;浜田
(RM300号付録蒸気機関車表より)

 C57101は西尾克三郎さんが昭和14年5月14日、組立暗箱を使って宮原機関区で撮影した写真が有名です。
 この時点では区名札は[姫]が入って居ました。
 ところが、翌昭和15年、時期不明ですが宮原に配置されています。 と言うことは割合早い時点で(もしかすると撮影時既に)(あるいは15年10月の可能性も)宮原に転属して居ます。

 C57一次型は当時の形式入ナンバープレートを取り付ける事を前提にしてデザインされています。 細いボイラー径に比して大きい屏風形デフレクターを付けたC57は、プレートが小さくなるとデザインバランスが崩れると感じています。
 そう言う意味でも戦前、デザイン意図通りのバランスを持つ原形のC57は、C57の美しさのひとつの頂点であると感じています。
 この後C57一次型も製造末期には戦争の影が濃くなって来て美しい形式入プレートを失い、形式標記の無い「より小さな」プレートを付けて落成するようになってきました。

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 C57はC55に比べて模型に於いても長大編成、重量列車の牽引の任に当たることが多いと思います。

 細いボイラー径という不利を克服するために比重19.25のタングステンをボイラーウェイトに採用して居ります。
 硬く、安定して居り、融点も3422°Cと金属の中で最高ですので加工が困難でしたが成形した状態で18.1という比重のウェイトが出来ました。
 シリンダーブロック中のウェイトとIMONコアレス1616強力モーターで長大列車牽引に活躍される事を期待致して居ります。







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