2013/3/19

一番普通のC57135  鉄道模型

C57135が発売されます。 あさって3月21日です。

C57135の発売は3回目です。

今回のC57135は“普通”のC57135です。

(一回目は“最終日” 二回目は“小樽築港時代”です)

鉄道模型趣味、とれいん、RMモデルズ誌上の広告では“現役時代”というヘッドコピー。

鉄道ファン誌の広告では“百恵ちゃん機関車”と謳ってしまいましたが、・・・・・本当に一番相応しい表現は“普通のC57135”かもしれないと思います。



“現役時代” というのはふざけ過ぎているかもしれません。



“百恵ちゃん機関車” は割合正確な表現です。

なぜなら山口百恵さん&加藤芳郎さんが室蘭本線の客車列車に乗車した時牽いていた姿は基本的には「この姿」のC57135だったのです。

クリックすると元のサイズで表示します
車歴;          三菱重工業神戸造船所=285
1940-05-27 製造 → 配置;高崎
1952-04-10 小樽築港(着04-13)
1952-08-20 重油併燃装置取付け(小樽築港機関区)
1968-10-02 室蘭
1969-10-01 岩見沢一
1972-05-17 苗穂全検出場、重油併燃取外し、デフ切詰
1974-00-00 テンダーを二次型廃車発生品に振替
1975-10-10 山口百恵&加藤芳郎、室蘭→岩見沢乗車
1975-10-14 山口百恵&加藤芳郎列車NHKで放映
1975-12-14 日本最後の蒸機旅客列車;室蘭本線225レ牽引
1976-03-31 廃車;岩見沢一
1976-04-04 保存;東京都須田町「交通博物館」へ出発
2007-10-14 移管保存;埼玉県大宮市「鉄道博物館」

クリックすると元のサイズで表示します
昭和49年5〜6月頃、テンダーを二次型の廃車発生品に振替えました。

C57135は普通の機関車だったとも言われます。 (昭和49年5〜6月までは)

番号 ; 特徴は無し
キャブ; 密閉改造
デフ ; 切詰
ドーム; 切取(重油タンク搭載の為に切取られたドームは重油タンク撤去後もそのままでした)

という具合です。

その姿は岩見沢では普通のC57でした。

それが昭和49年5〜6月頃の‘テンダー振替’で『最悪』の機関車となった!!のです。
・・・・一次型なのに二次型のテンダーを付けられている・・・・

岩見沢で最悪のゲロゲロ機関車・・・

この模型は、「そんな機関車」の模型です。

普通の機関車などと言ったら普通の機関車が怒ります。




昭和50年10月10日NHKの番組取材で山口百恵と加藤芳郎を乗せて走り、10月14日その番組は放送されました。

その時から 『百恵ちゃん機関車』 『百恵ちゃんSL』 『百恵ちゃん号』などなどと呼ばれいちやく別の意味で“普通ではない機関車”となってしまいました。

クリックすると元のサイズで表示します
最終蒸機旅客列車牽引機は他の機関車(C5757)を予定していたと言われます。

理由は一説には

* この機関車だけ番号に面白味があった (五と七は日本人が大好きな数字です)

* デフが切詰められていない唯一のC57であった (せめてC57っぽい顔の機関車を!)

事、などがあげられています。


室蘭〜岩見沢の室蘭本線の旅客列車は“日本最後の現役蒸機旅客列車”です。

ですからNHKは山口百恵を乗せて特別番組を制作したのです。

その“日本最後の蒸機旅客列車”がいよいよ無くなるという時のサヨナラ列車に二か月前のNHK特番で山口百恵が乗った有名機関車“モモエちゃん号”を無視することは出来ませんでした。

結果的にC57135が『最終牽引機』の栄誉に輝き、更に現在の“保存”に繋ったのです。

http://train.ap.teacup.com/yoshihiro/873.html

http://train.ap.teacup.com/yoshihiro/879.html

クリックすると元のサイズで表示します

C57135は・・・

普通のC57135は・・・
                   ゲロゲロ! 岩見沢で最悪の不細工な機関車です。

でも、私は割合好きです。

C57は戦前に設計されました。
戦前型プレート(大きくて形式C57と表記されたもの)を付ける前提で設計されています。

戦後、日本が一層貧しくなったのか機関車というものに対する思い入れが下がったのかナンバープレートだけが小さな、簡単なものに変更されてしまいました。

すると、
C57に於いてはデフが異様に大きく、ボイラーの細い所も強調され過ぎて、情けないくらいにバランスの崩れた貧相な機関車になってしまいました。

(まあ、少し、少しだけ、言いすぎて居るかもしれません)

日本が敗戦から立ち直りつつある時期;昭和20年台終盤から採用された“切取デフ”(所謂‘門デフ’)はそんなC57にとっては「救いの神」だと思います。

そして、私が全然意識していなかった存在“切詰デフ”も意外に同様な効果を持っているのです。

(九州=カマを撮るところ、北海道=煙を撮るところだからです)

デフのボリュームを減らしたことはボイラーとのバランスを取り戻し、前側を切詰めた事によって充分後方に在る煙室とのバランスが良い感じの位置関係になっています。

(似ているようで居て全然異質なC55には切詰デフは似合わなそうだと思います・・・・意外に似合うかも?でも無くて幸いでした・・・・ボイラーが断然太く見えるC55には普通の普通デフも‘悪くない’からです)



精悍な駿馬 C57135

幸運の塊 C57135

恐るべき動力性能を備えたIMONのC57を、最高に幸運な機関車C57135でお手元に如何でしょうか。









コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ