2011/5/6
管総理が2011年5月6日19時ごろの記者会見で、「中部電力・浜岡原子力発電所」のすべての原子炉の運転停止を要請したことを明らかにした。
(参考記事 http://www.asahi.com/politics/update/0506/TKY201105060230.html)
今回の東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子炉は運転停止してもその後長期にわたる燃料集合体(燃料棒)の冷却が必要になることが世間一般に周知された。つまり原子力発電所の安全を確保する上で一番重要なことは、運転停止後の長期の冷却環境を確保することである。
今回、福島第一原子力発電所では地震発生後、原子炉の停止は成功している。その後、津波により冷却機能(電源)が失われ今回の危機的事態に至っている。
つまり、浜岡原子力発電所を今すべて停止しても、すぐに安全とは言えない。燃料集合体の安定化には数年以上かかる。その間に今回と同様の地震津波災害が発生すると浜岡でも同じ危機が発生する。
このことから、他の要因を政府が隠しているのではないかと疑いたくなる。
今回の福島の事故でも、政府が一部の情報を公表していない、との疑いがある。それ故に同様の疑いを持つ。例えばであるが、「浜岡の直下、または直近に危険な震源を発見した」「浜岡のプラントに構造的な欠陥がある」などが考えられる。これはデマと無用の混乱を生む。政府には詳細な評価内容の公表を望みたい。
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(参考記事 http://www.asahi.com/politics/update/0506/TKY201105060230.html)
今回の東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子炉は運転停止してもその後長期にわたる燃料集合体(燃料棒)の冷却が必要になることが世間一般に周知された。つまり原子力発電所の安全を確保する上で一番重要なことは、運転停止後の長期の冷却環境を確保することである。
今回、福島第一原子力発電所では地震発生後、原子炉の停止は成功している。その後、津波により冷却機能(電源)が失われ今回の危機的事態に至っている。
つまり、浜岡原子力発電所を今すべて停止しても、すぐに安全とは言えない。燃料集合体の安定化には数年以上かかる。その間に今回と同様の地震津波災害が発生すると浜岡でも同じ危機が発生する。
このことから、他の要因を政府が隠しているのではないかと疑いたくなる。
今回の福島の事故でも、政府が一部の情報を公表していない、との疑いがある。それ故に同様の疑いを持つ。例えばであるが、「浜岡の直下、または直近に危険な震源を発見した」「浜岡のプラントに構造的な欠陥がある」などが考えられる。これはデマと無用の混乱を生む。政府には詳細な評価内容の公表を望みたい。

投稿者:夕焼け駅長